せっかくゼリーやババロアを作ったのに、ゼラチンが固まらない!
ゼリーがなんだか柔らかすぎる!
そんなとき考えられる5つの原因と対処法をまとめてみました。
ゼラチンの分量が少ない
ゼラチンが固まらない場合、まず考えられるのは、使用しているゼラチンの分量が少なすぎるということ。
どの形状のものも、使用するゼラチンの分量は、他の材料の2~3%を目安にしてください。
これより少なくなってしまうと、仕上がりがゆるくなってしまったり、まったく固まらなくなってしまったりすることがあります。
例えば200~250mlくらいの液体に5g程のゼラチンが目安だよ!
逆にゆるめの食感にしたい場合は、あえて少な目にするのもアリです。
ゼラチンが良く溶けていない
2つ目の原因はゼラチンが良く溶けていないこと。
ゼラチンがきちんと溶けていないと、うまく固まらないことがあります。
そしてゼラチンがきれいに溶けない原因は、しっかりふやかしていないからかもしれません。
板ゼラチン・粉ゼラチンを使用する場合は、それぞれきちんと水で戻してから使用しましょう。粉ゼラチンの約3~5倍の水で10分~20分程度ふやかしてください。(水で戻す必要のないゼラチンを除く)
粉ゼラチンを戻す際、温かい水でふやかすとダマになってしまいがち。常温の水か冷水でふやかしてくださいね。
ゼラチンに水を入れるより、水を入れた容器にゼラチンを振り入れた方がベター。
私はこの作業がメンドイので、ふやかし不要のゼラチンを使っているよ。
めっちゃ便利!
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ゼラチンを温めすぎてしまった
ゼラチン液は沸騰させると固まりにくくなる性質があります。
製品によって異なりますがゼラチンを溶かす温度はだいたい50~60℃がベスト。沸騰しないように注意して、溶かしたらよく混ぜ合わせましょう。
ゼラチンを溶かすのは湯せんでも電子レンジでもOK。
ただし電子レンジでは温めすぎに注意しましょう。
固まりにくい食材を使用している
実はゼラチンが固まりにくくなる食材があるんです。
それは・・・生のキウイフルーツ、パイナップル、メロン、生姜など。たんぱく質分解酵素が含まれているため、ゼラチンが分解されてしまい固まりません。
また、レモンやグレープフルーツなどの酸味が強いもの、ペクチンを多く含むものを使用したとき、アルコールが含まれているものなども、ゼリーが柔らかくなってしまう原因となることがあります。
こういった食材を使用したい場合は、あらかじめ短時間煮ておくか、缶詰または瓶詰めのフルーツを使用しましょう。
間違ってコラーゲンペプチドを使っている
これはまさかの間違いですが、私はたまにやってしまいます・・・笑
まったく同じ見た目の容器に入れているからかな?(いや、本当よく見て・・・汗)
ゼラチンと違ってコラーゲンペプチドは冷やしても固まりません。
↓ゼラチンとコラーゲンペプチドの違いは?詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
見た目、同じような白い粉なので、確かに分かりづらいかもしれませんね。
コラーゲンペプチドはゼラチンに比べると粒子が細かいよ!
よく見て使用してね。
固めたいときは、必ずゼラチンを使うようにしてください。
ゼラチンが固まらない5つの原因と対処法まとめ
ゼラチンがうまく固まらない原因をまとめます。
・ゼラチンの分量が足りない