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コラーゲン、ゼラチン、コラーゲンペプチド、3つの違いは?おすすめはどれ?

この記事では、食品でとることができるコラーゲン、ゼリーを作るゼラチン、お肌にいいとされるコラーゲンペプチド、この3つの違いと一番おすすめなものについてまとめています。

結論からいうとコラーゲン、ゼラチン、コラーゲンペプチド、この3つの原材料は同じ。そして実は栄養的にもほとんど同じ。

そう、この3つは分子の大きさが違うだけで、たんぱく質としてのアミノ酸組成は同じなんです。

じゃあ何が違うの?って疑問に思いますよね。

みとひょん
みとひょん

ちなみに私が一番おすすめするのはコラーゲンペプチドだよ!

その理由を詳しく解説していきますね。

コラーゲン、ゼラチン、コラーゲンペプチドの違い

コラーゲン、ゼラチン、コラーゲンペプチドの違いは分子の大きさ。

それぞれの分子の大きさは、コラーゲン>ゼラチン>コラーゲンペプチドの順で、ラーゲンペプチドが最もカラダへの吸収率が高くなっています。

一般的に「コラーゲン」といわれるものも、健康食品に含まれているのは、この「コラーゲンペプチド」が多いようですね。

主に含まれている成分はグリシン、プロリン、アラニン、ヒドロキシプロリンなど。

そして必須アミノ酸であるトリプトファンが含まれていないため、アミノ酸スコアはゼロなんです。含まれているアミノ酸には偏りがあって、良質なたんぱく質とはいえません。

ただプロテインと比べて優れていると感じることは、ほとんど無味なため、さまざまな食材と組み合わせしやすいということ。

1日あたりの摂取量も特に決まっていませんが、5g~10g程が目安となります。

むしろ1日あたりの摂取量よりも「毎日コラーゲンをとり続けること」が大切だとされています。

ちなみにコラーゲンの効果は1日しかもたないそう。

みとひょん
みとひょん

私も毎日、スープに、スムージーに、ゼラチンふりかけに・・・と、こまめにとり入れてるよ!

コラーゲン、ゼラチン、コラーゲンペプチドの特徴

コラーゲン、ゼラチン、コラーゲンペプチドのそれぞれの特徴について解説していきますね。

コラーゲンとは

コラーゲンとは・・・手羽先や魚のアラを煮たときに冷やすと固まる煮こごりのこと。

動物や魚の皮や骨に豊富に含まれていますが、分子量も大きめで消化吸収しにくい特性があります。

例えば手羽先だけで1日に必要なコラーゲンを摂ろうと思うと250~500g程と、かなり多くの量を食べないといけません。

食品で毎日5gのコラーゲンをとり続けるのは難しそうですね。

みとひょん
みとひょん

コラーゲンを含む食品は高カロリーのものが多いから、ダイエット中はとりすぎ注意だね!

コラーゲンが多く含まれているもの

豚足、鶏の皮、手羽先・牛すじ・軟骨・牛テールなど

すっぽん・ふかひれ・鮭の皮・うなぎ・カレイなど

豚骨ラーメンのスープ・すっぽん鍋・ゼリー・ババロア・杏仁豆腐

コラーゲンを多く含む食材を積極的にとりいれると、たんぱく質以外の栄養素もとれる点はとってもよいと思います。

ゼラチンとは

ゼラチンは、動物の骨や皮に多く含まれているコラーゲンを分解してつくられたもの。

原材料から不純物を除去し、水と熱を加えて溶かした液体をろ過します。ph調整したのちにさらに成分の純度を高めて抽出され、精製・濃縮を経て乾燥したものがゼラチンです。

ゼラチンは冷水には溶けにくく、温水で溶けます。そして温水で一度溶けたゼラチンが冷えると、ゼリーのようなゲル状のかたまりになります。

みとひょん
みとひょん

ゼラチンを使った食品には、ゼリー、ババロア、グミ、マシュマロ、コンビニのお惣菜などがあるよ。ソーセージの接着剤やサプリメントとしても使われているよ!

ゼラチンは食材だけでなく、座薬やシップ剤といった医薬品、写真フィルムや印刷材料などにも使用されています。

コラーゲンペプチドとは

コラーゲンペプチドとは、ゼラチンをさらに消化吸収しやすいように、酵素分解したものです。分子量が小さいため水にもよく溶け、カラダへの吸収率も高くなっています。

ただ、冷やしても固まらないので、ゼリーなど作りたい場合は注意!ゼラチンを使ってくださいね!

・ゼリーのように固めなくてもいいとき

・冷たい飲み物に加えたいとき(温かいものでも可)

・よりカラダへの吸収を高めたいとき

みとひょん
みとひょん

上記の3つの当てはまるときは、コラーゲンペプチドを選ぶのがベスト♪

以上、コラーゲン、ゼラチン、コラーゲンペプチドの3つの違いをまとめてみました。

参考になったらうれしいです。